かがわ里海サロン第二夜 淀川テクニック・柴田英昭氏 講演会を開催しました


2024年7月19日、うみまち商店街の交流拠点「SICSサステナブルラウンジ」で、かがわ里海サロン第二夜を開催しました!

ゲストは日本を代表する漂着物ごみアーティスト、瀬戸内国際芸術祭の「宇野のチヌ」でも有名な、淀川テクニックの柴田英昭氏。
司会進行は前回に引き続き、かがわガイド協会事務局長の森田桂治。


世界中のごみや漂流物を集め、「ごみ」と呼ばれてしまっているものに命を吹き込む柴田さん。

居場所がなくさまよっていたモノたちが、カラフルで生き生きとした鳥や魚になるまでの裏話をしてくれました。

さらに、柴田さんが考案された「コラージュ川柳」についてもご紹介。
「コラージュ川柳」では、新聞の文字を切り抜いて、クスッと笑える川柳を作り上げます。


コラージュ川柳の一例「オバチャンが ヤマタノオロチの ダシを取る」

コラージュ川柳の一例「オバチャンが ヤマタノオロチの ダシを取る」

読み終わった新聞も、自然界に散乱する“ごみ”も、淀川テクニックによって元々の役目とは別の視点で捉えられ、新たな意味を持ったものに生まれ変わりました。


森田(左)と柴田さん(右)

第二夜でも、「NEO TAKO BALL STAND クセモノズ」の未利用魚などを使った料理を提供。


真鯛のヤンニョムと柑橘ソースのマリネ

真鯛のヤンニョムと柑橘ソースのマリネ

未利用の鱧ボールとたこボール

未利用の鱧ボールとたこボール

サロンの最後には、柴田さんとの写真撮影会やサイン会も実施。


淀川テクニックの書籍『コラージュ川柳』に直筆サインする柴田さん

淀川テクニックの書籍『コラージュ川柳』に直筆サインする柴田さん

「海ごみ」と「アート」について、様々な気付きを得ることができた第二夜でした。柴田さん、ご参加のみなさん、ありがとうございました!

次回も、里海に関する魅力的なお話をしてくれるゲストを招く予定です。